思春期が遅い(思春期遅発症)

いつ頃病院で相談したらよいでしょうか?

平均的な年齢より約2年以上遅い場合、すなわち、13歳になっても乳房発育がなかったり、15歳になっても生理が来なかったりする場合には病院を受診した方が良いでしょう。体質的におくてで思春期が遅れているだけの場合にはしばらく待っていても良いのですが、何かの病気が隠れている可能性もあります。

病院でどのようなことをしますか?

現在の生活環境や栄養状態を聞いたり、これまでの身長の伸び方や骨の成熟度合い(手の骨の写真で判定します)、血液検査でのホルモンの数値などを調べます。また、お腹の超音波で子宮や卵巣の状態を調べます。これらの検査で異常がみられた場合には追加検査を行います。

どんなことが考えられるのでしょうか?

思春期のホルモンは精神的なストレスや栄養状態にもかなり影響されますので、生活環境の改善が必要になる場合があります。また、何かの病気が隠れていて治療をしないと思春期が進まない場合もあります。女性ホルモンには二次性徴を起こして生理が来るようにからだを発育させるだけでなく、骨に働いて骨を強くする(骨密度を上げる)働きがあります。女性ホルモンが低い状態が長く続くと骨が弱くなってしまいます。病院を受診して原因を調べるとともに必要な治療を受けてください。