厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)監修

Q19.「目が乾き困っています。」

A19.「目薬や加湿器を使うなどして工夫をしましょう。」

どんな症状? どんな病気?

          

ドライアイの症状は目が乾くだけではなくて、目がショボショボしたりゴロゴロする、目の疲れ、目が開きにくい、急に涙が出る、目の充血、かゆみなどといったさまざまな症状があります。若い女性のドライアイは、コンタクトレンズの着用やパソコンを使う仕事をしている人に多いです。また、更年期にも目の乾きは多く、湿度が低下して肌荒れが気になる季節はドライアイの症状も悪化することが多いです。

どんな診察をするの?

ドライアイの症状は目が乾くだけではなくて、目がショボショボしたりゴロゴロする、目の疲れ、目が開きにくい、急に涙が出る、目の充血、かゆみなどといったさまざまな症状があります。若い女性のドライアイは、コンタクトレンズの着用やパソコンを使う仕事をしている人に多いです。また、更年期にも目の乾きは多く、湿度が低下して肌荒れが気になる季節はドライアイの症状も悪化することが多いです。

治療や対処法は?

目の乾燥対策には防腐剤の含まれない目薬の点眼やヒアルロン酸点眼による治療をします。季節によっては冷たい乾燥した風が症状を悪化させるので、ドライアイ専用のゴーグル型の眼鏡を使うことで症状が緩和します。症状が良くならない場合は涙の排出口をシリコンの小さなプラグでふさぐことで涙をためる治療を行います。現代社会では、ドライアイの原因がいたるところにあります。パソコンやエアコン、車の運転、飛行機の中、コンタクトレンズなどがドライアイを引き起こす要因となりますが、生活の中では加湿器を使ったり、ゆっくり入浴するなどして湿度をあげる工夫も重要です。