厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)監修

不妊女性へのアンケート~日本産科婦人科学会から~

不妊治療をしている835名の女性(平均年齢37歳)に対してアンケートを日本産科婦人科学会生殖内分泌委員会(調査小委員長 明樂重夫日本医科大学教授)がおこない、その結果が第71回日本産科婦人科学会において公表されました。94%の方々はキャリアよりも不妊治療を優先させるという回答で、不妊治療を続ける重要性を認識しておられました。その一方で、治療費の補助、時短、フレックス制の導入など、高額で不規則な受診を必要とする不妊治療ならではの問題と、勤務先などからの支援が必要であるという実態も浮き彫りになりました。