発熱

正常な体温＝平熱(へいねつ)は36.5℃前後で、正常でも37℃を超えることはあります。医学的には口腔温が37.5℃以上になった場合に発熱と言います。

体温は朝低くて夜に高いことが多く（日内変動）、生理のある女性の場合には排卵期から月経までの期間は体温が高くなることがあります。

ウィルスや細菌、真菌などの感染症の他に、膠原病などの炎症を伴う自己免疫疾患、悪性腫瘍、薬剤、脳血管障害や内分泌疾患、薬剤に対するアレルギーが発熱の原因となります。

発熱が3週間以上持続し、38.3℃（口腔内温度）以上となることが少なくとも3回あり、3回の外来受診もしくは3日間の入院での検査でも原因が明らかにならないものは不明熱と言われます。

発熱がある場合には新型コロナウィルス感染症の可能性もあります。発熱など体調の異変を感じた場合には、まずは抗原定性検査キット（薬局で数千円で購入できます）でセルフチェックをすることをお勧めします。

詳細は厚生労働省のホームページのQ&Aを参考にしてください。