Q17.「微熱が続いていつも熱っぽいです。」

A17.「女性の場合、ホルモンや自律神経の乱れによることが多いです。体温を測定し記録することで傾向を把握しましょう。」

どんな症状? どんな病気?

          

発熱以外の症状がないかどうか、咳や痰は出ないか、腹痛や下痢はないか、発疹、月経の有無、体重や食欲などの体の変化、海外の渡航歴などを確認します。
毎日2回の体温測定を行い、熱型のサイクルや状態を観察し、病的なものかどうかの判断をします。

どんな診察をするの?

女性に多く見られる微熱として、女性ホルモンや自律神経のバランスが乱れていることが原因で起きていることがあります。月経異常や働き過ぎによる疲れ、慢性の睡眠不足、過度のストレスなどがないか確認します。微熱症状が出る病気として、結核などの感染症や甲状腺などの内分泌疾患がないか、また女性の場合は年齢にもよりますが内科婦人科悪性疾患の可能性も排除します。その他、花粉症などのアレルギー症状やアルコール性肝障害などでも微熱が続くことがあります。服薬している薬によっても発熱の可能性があります。

治療や対処法は?

内科疾患などの原因が特定された場合はその治療を優先します。それらの原因が排除されて原因のわからない発熱の場合もよくあります。微熱以外に症状がないのであれば基本的に様子をみます。毎日定期的に体温の測定をして記録していきます。傾向を把握した上で、生活のリズムや食事、習慣を見直すことで、ストレスを減らして自律神経の安定を図り、経過を見ます。異常がなくても数カ月するうちに疾患が現れることもあるので、しばらく体温の測定、通院をします。