熱っぽい(自律神経失調症)

いつも熱っぽく、測ると微熱があるなどの症状が…

「いつも熱っぽく、測ると微熱がある」などの症状を更年期世代の女性が感じることがあります。発熱以外の症状がないかどうかを確認することが重要です。せき・痰などの呼吸器症状、腹痛・下痢などの腹部症状、発疹などの皮膚症状、月経との関係、体重や食欲の変化、最近の海外渡航歴などはないでしょうか。また、体温を毎日最低2回測って記録しておきましょう。熱型を観察できて、病的なものかそうでないかを医師が判断するときの材料になります。

病院で隠れた病気がないかを診察することが大切

微熱の症状がある場合には、見逃されやすい結核などの感染症、甲状腺などの内分泌疾患など、隠れた病気がないかどうかを、医師の診察を受けて、確実に除外することが大切です。内科や婦人科の悪性疾患を除外することも必要です。微熱だけが唯一の症状のことがあります。
そのほか、花粉症などのアレルギー疾患やアルコール性肝障害などでも微熱は出ることがあります。薬剤性の発熱の可能性もあるので、常用薬を確認します。
更年期世代の女性に多く見られるのは、女性ホルモンの変動や自律神経のバランス異常です。過労や慢性の睡眠不足・過度のストレス、そのほかの更年期障害の症状の有無を確認します。

更年期障害のひとつの症状なら更年期障害の治療を

内科的な病気や原因が発見されれば、治療はそれに準じますが、上記がすべて除外されて原因不明のことも少なくありません。異常なしであっても、数か月するうちに疾患が現れることもあるので、しばらく体温表をつけ、通院して変化をみることもあります。
微熱以外に症状がなければ、基本的に様子をみます。更年期障害の症状がほかにもある場合には、更年期障害の治療をすることで、微熱が改善するかどうかをみるのもいいでしょう。生活リズムを見直し、ストレスを減らすことによって、自律神経の安定を図ることも大切です。