乳幼児の乳房発育

0~2歳の女の子でおっぱいが大きくなること(乳房発育)は珍しくありません。多くは乳房発育の他に症状がないので「早発乳房」と呼ばれます。「早発乳房」はお子さんの発育に影響はないため、治療する必要はありません。 この「早発乳房」と区別する必要がある病気が「思春期早発症」です。「思春期早発症」は乳房発育以外の症状、たとえば身長の急な増加や、陰毛発育・生理などの二次性徴を伴ってくることがある病気です。思春期に上がる女性ホルモンなどが、早い時期に高くなってくると、乳房発育以外の症状が出てきます。女性ホルモンが骨に働くと、骨の成熟が進みます。したがって、お子さんの身長の伸びかたを確認したり、手の骨の写真を撮って成熟の度合いを調べたりすることが必要になります。血液検査をして、ホルモンのレベルを確認することもあります。 0~2歳で乳房腫大がみられたお子さんが「思春期早発症」を起こすことは少ないのですが、病院で定期的に診察をして、大丈夫だということを確認しておく方が安心です。