肺がん

受動喫煙でも肺がんの発症リスクが高まります

肺がんは、肺から発生したがんの総称です。肺がんは、肺の気管、気管支、肺胞の一部の細胞がなんらかの原因でがん化したものです。
このうちの多くは、「腺がん」と「扁平上皮がん」という、気管支粘膜に発生する2種類になります。
肺がんは進行するにつれ、周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れに乗って広がっていきます。肺がんは喫煙との関係が非常に深いがんですが、タバコを吸わない人でも発症することがあります。周囲に流れるタバコの煙を吸う受動喫煙により、発症リスクが高まることもわかっています。

喫煙が大きな原因のひとつです

肺がんが発生するメカニズムは、完全には解明されていませんが、正常な肺に突然がん細胞ができる原因のひとつに、喫煙が大きく影響していると考えられています。男性に多いがんですが、女性の喫煙者の増加にしたがって、女性の肺がん患者数も増加しています。本人が喫煙をしなくても、喫煙者のそばで煙を吸い込むだけで、肺がんへの危険性は大きくなります。

肺がん検診を受けましょう

自覚症状がなくても、肺がん検診を受けましょう。4週間以上続くせき、喀痰、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛などの呼吸器の症状があったら要注意です。また、肺がんは進行していても、こうした症状がほとんどない場合も多く、検診などの胸部X線検査やCT検査によって発見されます。
検査には、胸部X線検査と喀痰細胞診検査があり、肺がんの早期発見のために有効です。

どのような治療がありますか?

肺がんに対する治療方針は、肺がんの分類(非小細胞肺がん、小細胞肺がん)と病期(ステージ)によって、全身の状態や年齢、心臓や肺の機能、合併症なども含めて、総合的に検討して医師とともに決定していきます。
広範囲にわたって、がんにおかされている場合や、ほかの臓器に転移している場合には、抗がん剤の投与をしたり、局所的に放射線治療が行われます。

さらに詳しい情報は『がん情報サービス』「肺がん」をご覧ください。
http://ganjoho.jp/public/cancer/lung/index.html